祖父をMNPでキャリアガラケーから格安スマホ移行させた【その②】契約ほったらかしからのMNP転出編
【その①】格安SIM会社選定編 の続き。忘れる前に書きたいもんだ。
今回は、auで使っていた番号のMNP転出の手続きをする所まで。
MNPの手続きを調べてみる
転出側・転入側両方の会社のHPに手続方法が書いてあるけども、転入先の会社のHPを参考にしたほうが良い。絶対に良い。色んな人がブログ・ツイッターで書いてるの見たけども本当だった。
何故なら、転出させまいと転出側の会社のHPで知りたい情報まで迂回させまくるからだ。辿り着くまで少なくとも3つ以上ページを飛んだ気がする。蟻地獄のようで抜け出さなきゃやばいのでは？と錯覚するぐらいだ。おまけに表示までの時間も他のページに比べて遅いような気もする（せっかち）
この必要な情報へすぐにアクセスさせないというのは、気持ちは理解るが本当に良くない。面倒すぎて自分が今持ってる通話用の回線を解約したくなったし、人にこの面倒だった思い出を愚痴る事はあっても絶対人に薦めないと確信する程だ。愛想が尽きるのって秒速だなと思った。
電話でMNPの申込みをしてみる
MNP転出手続きは電話・ショップで出来るのは当たり前として、WEBからも申し込みもできる。だが、現在ガラケーの通信機能を使っていない祖父のことだ。インターネットとかIDなんかの設定すらしていないだろう。在宅で手続き出来るのは電話のみとなる。
すぐにつながらないことと手続きの煩雑さを想定して、余裕のあるときに祖父から電話を借りて電話をかける。コールセンターの割にはあっさりと繋がり、番号を打ち込んだりしていたのだが、すぐさま詰むことになる。
電子音声「暗証番号をご入力ください」
十数年前に契約したきりの祖父がそんな契約時に設定するようなものを覚えているわけもなく、そこで手詰まり。
直近の週末に祖父と一緒にショップに行って手続きすることにした。
ついでに契約の譲渡も検討してみる
どうせショップに行かねばならぬのなら、ついでに契約の譲渡をしても良いでは無いかと思った。祖父から自分名義に変えたほうが、祖父に丸投げ一任されているのだし、今後も面倒を見るのが楽だし、何かあったときの手続きも楽だ。
譲渡・承継 | ご契約内容の確認・変更手続きのご案内 | au
手数料かかるのは致し方ないにしても、払う金は小さければ小さいほど嬉しい。移行した後に名義変更しても良いので、手数料比較のために、この時点で移行する気だったBIGLOBEの場合を調べてみる。
契約者名を変更したい | よくある質問(FAQ) | BIGLOBE会員サポート
祖父が死ぬまでの面倒をみるための名義変更なので、死んでからしか出来ないのは困る。BIGLOBEなら死亡時の解約手続きはそう煩わしくないので、譲渡はしないことにした。
auショップでのMNP手続きをする
祖父と一緒にショップに行くと、契約か何かと笑顔のお姉さんが対応してくれたのだが、MNP転出と聞いても態度も変えずに丁寧に、「電話・WEBでのご手続きをお願いしております」という回答。HPには「ａｕショップで出来る」とあったのにとか思いながら、暗証番号を忘れてしまったことを伝えると、対応してくれることとなった。
その後、電話番号から情報を確認してくれたショップのお姉さんが解約手数料（3,000円）とMNP転出手数料（3,240円）がかかるということを説明。解約手数料は把握していたが、MNP転出手数料を把握していなかったので「やっぱり転出して正解だな」と確信しながら、祖父と一緒にサインしたりして、MNP予約番号を入手した。
契約情報をすぐにWEBなどからアクセス出来ないのなら、ショップにいくのが一番早い。
MNP転出手数料・解約についての愚痴
解約についてはソフトバンクが対応よかったので、もし今後キャリアケータイ・スマホを新たに契約することがあればソフトバンクは良いなと思っている。
理由としては解約時の対応が丁寧だったから。店舗に自分以外のお客が1組しかいない時だったせいか、実にあっさりと丁寧に対応してくれたので未だに印象が良い。
ソフトバンクを解約／他社へ変更（MNP）する場合、注意することはありますか？ | よくあるご質問（FAQ） | サポート | ソフトバンク
ここに分かりやすくMNPに関する費用も書いてあるのも、思わぬMNP転出手数料がかかることに苛立ったせいかで、とても丁寧で良い会社に見えてくる。それに「SoftBank 転出 手数料」とGoogleで検索してTOPに出てくるページのURLに「softbank.jp」の文字が入ってるし、開いたページにもちゃんと料金が書かれているのは好感が持てる。
auのHPのMNP転出手数料の記載だが、無いこともないのだが、見づらい気づきにくい。「au 転出 手数料」とGoogleで検索して、2番めに出てきたページを見て、記載箇所に気づいて「本当に解約してよかったね、お祖父ちゃん」と思ったぐらいだ。
上記のページの、「ご解約前の注意事項を確認」という文字の下「契約解除料や各種手数料がかかることがあります。」という文字をクリックして、初めて読むことが出来る。そういうお金に関わることは分かりやすく表示してくれ。書いてあるのには違いはないけども、遠ざければ遠ざけるほど印象悪くなっていく。
docomoは契約も解約もしたことがないので、なんとも言えないけれどもこの記事を書いている時点で、「docomo 転出 手数料」とグーグルで検索してTOPに出てくるサイトのURLに「nttdocomo」の文字が入ってない。
こんな感じで続く。
【その②】契約ほったらかしからのMNP編 ←イマココ
【その③】支払い方法で選べるキャリア激減編
【その④】簡単ってそういう意味なのか編
【その⑤】ノンネイティブに戸惑う編
